【25歳男性】パチンコ店員からバー経営者へ【インタビュー】

転職活動

こんにちはP転です!

今回はパチンコ店員からバー経営者へ転身した、25歳男性のインタビューをしてきました。

そこで聞いた話を書いていきます。

転職といっても色々な道があります。僕は一般的な企業への転職をしましたが、今回紹介する方は経営者への転身。

  • どのような経緯があったのか?
  • 収入面はどうなったのか?
  • パチンコ店員としてのスキルは生かされるのか?

気になることを聞いてきました!

もし同じようにパチンコ店員からの転職について悩んでいる人がいるならぜひ最後まで読んで見てください。

きっと参考になるはずです。

このブログは自分自身の
「パチンコ店員から転職」にで学んだこと
同じように転職を考える人に伝えたいことを紹介しています
興味があれば他の記事も読んでみてください!

パチンコ店員からバー経営者へ

──よろしくお願いします。

星野さん:よろしくお願いします。

──パチンコ店員からバー経営者になられたとのことですが、どのような経緯があったのでしょうか?

店舗は知り合いから譲ってもらったんです。経営者と言うと大げさな感じがしますけど、まだ駆け出しです。

ぼく自身、根がただの遊び人で、もともと飲み歩きが好きだったんです。毎日のように飲み歩いているなかで、このお店を見つけました。その時にお店を経営していたのが前のオーナーです。

初めて入ったときからすごく良いお店だなと思いましたね。バーというと格式ばったイメージもありますよね。でも、ここはそういうちょっと堅い感じもなくて、とても居心地が良かったんです。なんでなのかはよく分かりませんが。

──たしかに、落ち着いてお話ができそうですね。

そうですよね。ぼくもそう思って頻繁にここに通うようになったんです。

通ううちにだんだんマスターとも打ち解けてきて、色々な話をしてもらいました。

以前から奥さんの体調が良くなくて、療養のために奥さんの実家に近いところに引っ越そうか考えているという話は聞いていました。

そんな折に店をやらないかと言われたんです。

だからその話が出たとき、ああそうなんだと寂しい思いはしましたが、驚きはしなかったですね。

二つ返事で承諾することは出来なかったですが、すぐにやってみようという気になりました。

以前から経営者に興味がありましたし、会社員という働き方は自分には合っていないと思っていたからです。

それに25歳という年齢なら失敗しても取り返しがつくという考えもありました。

ゼロから出店することを思えば初期費用はほぼ無いようなものですし。

渡りに船なら乗らなきゃ損だろうと「ええいままよ!」という気持ちで決断しました。

──その決断力はすごいですね。

そんなことないです。考えなしで行動してるようなもので、基本バカなんですよね。

ただ現状維持を続けるだけでは成長はないと思っていたし、いつかは転職しようと思っていたので、そのタイミングが来たんだなと感じたところはあります。

パチンコ店員の前はホスト

──バーや飲食店で働いた経験はあったのでしょうか?

飲食店はチェーン店でのバイトくらいですね。あと東京でホストをしていた時期もあります。そこでの経験でトーク力は磨かれたような気はしますね。

──ホストですか。たしかにそんな雰囲気はありますね。

(星野さんはかなり話しやすい雰囲気がある。良くも悪くも子供っぽさを感じた。なにより顔が端正だ。いわゆるジャニーズ系だろう)

高校卒業後すぐに東京へでていったんです。特にやりたいことがあったわけではないんですが、元々田舎の山奥で生まれたもので、都会へ出たいという漠然とした思いだけがありました。

だから学もなければ、手に職もない、健康だけが取り柄みたいな人間にできることは限られてました。

そこで手っ取り早く稼げるホストの仕事を選びました。

──ホストの仕事も辞めてパチンコ店員になるんですよね?

ホストではそれなり稼げていて、お客さんもついてくれていたんですけどね。

ホストの仕事って流動的で長く続けられないんですよね。

詳細は省くんですが、その生活も長くは続かなくて、数年を経て地元に戻ってくることになります。

でも、地元はとにかく田舎で働き口がないんです。

到底生活できないような金額しか稼げない仕事か、なにか資格やスキルがないとつけないような仕事ばかり。

そんななかで無資格でもある程度稼げるパチンコ屋に入社しました。

生活していく上で、パチンコ屋という仕事があったのはありがたかったですね。

今パチンコ店で働いている人も、似たような経緯の人は多いんじゃないでしょうか。

──パチンコ店員としての働きぶりはどうでしたか。

楽しく働けていましたよ。パチンコ店ってあまり人と話さないから、コミュニケーションが苦手みたいな人が多いです。

ぼくは反対に人と話すのが楽しいタイプ。お客さんやスタッフとも積極的にコミュニケーションを取っていました。そういう部分が評価されて、すぐに昇進することもできました。

でも続けていると、変化が欲しくなってきて。それにこのままパチンコ店員を続けていても収入は頭打ちになると気づきました。

やはりいつかは自分が経営者になりたいと考えるようになりました。

それで今があります。

パチンコ店員とバー経営者

──パチンコ店での経験がいまのバー経営者に生かされているところはありますか?

人脈は大きいですね。人とのつながりといいますか。パチンコ店は閉じられた環境ですが、田舎においては数少ないソーシャルな環境です。そこで知り合った人や、協力してくれるお店の人とのつながりは今も生きていると感じます。

あとはマルチタスクですね。パチンコ店って意外とやることが多いんですよ。お客さんの対応もありますし、機械の不調やトラブルも管理しないといけない。景品の管理や、ネット広告、ポスターの印刷や店内装飾の差し替え、一日でいろんなことをこなしていかないといけないんです。

そこはお店を経営するという部分につながるところはあります。そのときのタスク管理のやり方は現在も引き継がれていると感じますね。

突き詰めるとどんな仕事をやっても一緒かもしれないです。結局活かすも殺すも自分次第です。どんなスキルも経験も。田舎のパチンコ屋なんて大したことないって腐ってしまうと結局なにも身につかないですし、周りにそういう人がいたのも事実。でもそれはパチンコ屋だからというのを本人が言い訳にしているだけ。

ぼくは全力で仕事をしていたと思っていますし、その分苦労することもありました。でもそういう仕事をしていたから今チャンスを手にしたと思っています。

収入はパチンコ店員のほうが良かった

──収入面はパチンコ店当時よりあがりましたか?

圧倒的に下がりましたよ。経営者なんて言えば聞こえはいいですけど、いまのところ収入なんてほとんどありません。日がな一日をしのいでいく生活をしています。

でもなにをどうやるか、その結果がどう返ってくるのかも全て自己責任。これは性分に合っていると感じます。そんなぼくの生き方を見て、手伝ってくれる仲間もいます。仕事をやめて、ぼくと心中するような考えで経営を手伝ってくれています。

これからお店を盛り上げていきたいと思っていますしし、始めたい事業もあってその準備も進めています。

転職に悩んでいる人へ

──パチンコ店員からの転職を悩んでいる人に伝えたいことはありますか。

パチンコ屋で働いている人って、やりたくてこの仕事を選んだという人は少ないと思うんです。ぼくのようにそれなりに給料がいいからとか、田舎で働き口がなくてとか。

でもそんななかで転職しようと思うなら、現状に不満があるか、なにかやりたいことができたか。

ぼくは後者です。やりたいことができたなら、全力でそれに取り組むべきだと思いました。

経営者という道に反対する人も、心配する人もいました。
「経営なんてうまくいくわけない」
「今会社を辞めたらもったいない」
とか言われました。

そうやって言われて悩んだりしましたが、反対にぼくを応援してくれる人もいました。
「君なら大丈夫」
「いい話だからやってみなよ」
結果的に、そう言ってくれる人の言葉を信じてみようと思いました。

どちらもぼくのためを思って言ってくれていたと思いますが、応援してくれる人の言葉を受け取ったわけです。なぜならぼくが尊敬する人、こんな風になりたいって思った人ほど、賛成したり応援してくれたりしていることに気づいたからです。

どちらが正しいかは分かりません。でもぼく自身が尊敬する人の言葉を嘘にしないためにも、頑張らなきゃと思える道を選びました。

話がすこし逸れましたが、自分を信じることが大事だと思います。

誰かの言葉で道を選べば、誰かのおかげでしか生きられなくなると思うんです。

自分が本当にやりたいことがあるなら今すぐ動くべきです

現状に不満がない人はいない。現状に不満があるならその不満を解決するように全力で動いてみるほうが簡単かもしれません。

それをせずに転職しようとか、上司が変わらないかなとか言ってる人が多い気がします。

その動機で動いても、あまり良い結果は訪れないのかもと思ってしまいますね。

どういう生活がしたいかが大事ですよね。

自分で自分の責任を負う生き方をしたいなら、経営者という道はいいと思います。

経営者なんてなるのは本当に簡単なんですよ。

続けていくのが難しいだけで。

ぼく自身、まだまだこれからです。安定した生活をしたいという人はやっぱり会社員やっていたほうがいいかもしれません。

──ありがとうございました!!

インタビューを終えて

今回はパチンコ店員から経営者へと転職した方のお話を聞いてきました。

インタビューを通して、覚悟や責任感を持って自ら道を選んでいるということがわかって感動しました。

この他にも

  • パチンコ店員が実際に転職するには?
  • 転職したあとって実際どう?
  • 転職活動ってどうしたらいいの?

という疑問にお答えできる記事を多数掲載中。

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