年収は?労働環境は?周りの反応は34歳でパチンコ店員から転職した結果

転職活動

「転職するなら35歳まで」という話を聞いたことがありませんか?

ぼくは34歳で転職を経験しました。

それもパチンコ店から不動産会社とまったく畑違いの環境へと転職しました。

  • 実際に転職して正解だったと思うか
  • 転職後の環境や年収は?
  • 周囲の反応はどうだったのか

といった内容を、個人の経験から書いていきます。

個人的な話で誰にでも当てはまるという話ではありませんが、リアルな経験として一例にはなるはずです。

転職をしたいけど年齢的に迷っているという人は参考にしてください。

ぜひ最後まで読んでください。

【結果】転職してみて

はじめに僕自身が「転職して正解だったと思うかどうか」についてです。

僕自身は転職して正解だったと思います。

転職した先では当然良い部分悪い部分があります。

転職してみないと分からないことも多いですよね。

それがあるから転職は不安に感じると思います。

なのでどういった部分が良かったのか、どういうところが悪かったかを紹介していきます。

それらを通じてなぜ僕が転職して正解だったかと思うかを伝えられたらと思います。

良かったこと、悪かったこと

では「どういった部分が良かったのか、どういうところが悪かったのか」を紹介していきます。

良かったこと
  • 規則正しい生活になり、生活リズムが整った
  • 社員の民度が上がって、人間関係がよくなった
  • 転職することに対して応援してもらえた
  • 外に出られるため、一日中室内にいるストレスがなくなった
悪かったこと
  • 年収は450万円→400万円へと下がった
  • 残業時間は月20時間→80時間に増えた
  • 新しい環境に適応することへのストレスが増えた

転職すれば環境が変わります。

その先では良いところもあれば、当然悪いところもあります。

その「良いところと悪いところのバランスが自分にとってどうなのか」を考えることが大事です。

全て揃った完璧な人間がいないように、全て理想の条件が整った職場も存在しません。

自分にとって何が大事なのか、どういう点は妥協できるのかを深く深く考えることをおすすめします。

ここで上げた項目は僕にはどう感じたのか、具体的にいくつか見ていきましょう。

年収は下がった

多くの人が転職で一番気になるところは「年収」ですよね。

収入、お金は生活の基盤を支える重要なものですから、その高低で生活の全てが変わるといっても過言ではありません。

重要視するのもさもありなん。

「年収を上げたいから」というのも、転職理由としては一般的ですね。

では転職して僕の年収はどうなったか。

結果を言うと「年収は下がった」です。

具体的には450万円から400万円(見込み)へと下がりました。

50万円のダウンですね。

年間50万円の減収は、生活する上でも手痛く、また世知辛い現実と感じます。

正直に言えば転職して年収を上げたいという気持ちもありました。

やはり、そう簡単にはいかないものです。

ではなぜ、年収が下がったとしても転職したのかを紹介します。

生涯年収で考える

転職した結果、僕の年収は下がりました。

ただ一時的に下がったとしても、長期的な目線で考えれば年収は今より伸びるかもしれません。

生涯年収で考えるということです。

正直に言って、パチンコ店員でいても年収は頭打ちだなと感じていました。

パチンコ業界が斜陽産業ですから、僕がいた会社も縮小傾向にありました。

その環境にいても、年収は伸ばせないし、むしろ下がっていく可能性すらありました。

もう数年歳を重ねて、クビ切りにあったりしたら目も当てられません。

それなら転職して、その先で年収を挙げられるように努力するほうがいいと考えました。

今後どうなるかは、僕次第ですし先のことはわかりませんけどね。

とはいえ年収は下がったというのが、現実の結果です。

生活リズムは整った

パチンコ店員から転職して良かった点もあります。

まず僕が感じたのは「生活リズムが整って体調がよくなった」ということです。

パチンコ店員は概ね、早番遅番があって不規則な生活を送りがちです。

営業時間も他の商業施設に比べて長いので、早番遅番が違うと一日のリズムが簡単に狂ってきます。

朝起きてすぐ身体に火照ったような熱感があって、なんとなくダルく頭もぼんやりとする日があります。

風邪を引く前兆のような体調の悪さのようなものが、時折ありました。

これは不規則な生活を継続的に経験したことがないと伝わらないかと思います。

あるときこれが自律神経の乱れだと気づきました。

月並みですが、歳を重ねるごとに身体の不調の辛さが増していきます。

この生活は長くは続けられないと感じるようになりました。

これが転職理由にもなってきます。

転職した結果、朝起きて夜眠る生活ができるようになりました。

風邪を引く前のような身体の不調を感じることはなくなりました。

健康は大事です。

労働時間は長くなった

生活リズムが整ったものの「労働時間は長くなった」点も伝えておきます。

パチンコ店員のころは月20時間程度の残業時間でしたが、転職先では月80時間の残業時間があります。

平均一日4時間程度の残業時間ですね。

丸半日を潰していることになります。

これが良い結果であるとは言えないでしょう。

働く内容そのものが変わっているので、時間を並べただけでは比較しきれないと僕自身は感じていますが。

パチンコ店員のころ、仕事終わりに出来ていたことが軒並みできなくなりました。

買い物に行ったり、夕飯を作ったりもおざなりになっています。

ストレスも大きいですね。

結果としてこの点は強く伝えておきたいところです。

34歳。新しいことに身体が追いつかない

転職活動自体の大変さ、転職したあとどうなるのか。

こういった点も気になるかと思います。

紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

新しいことを始めるしんどさ

転職して気になるポイントとして、新しいことを始めるのはしんどくないのかというものがあります。

実際にやってみてしっかりちゃんとしんどいと思いました。

僕自身20代半ばでも転職を経験しましたが、そのときよりも明らかにつらいと感じます。

単純に体力の衰えがあったりするのでしょう。

物覚えが悪くなるなどとよく聞きますが、仕事を覚えられないということはないです。

新しいことに対する新鮮味はありますし、そこに面白さがあることもまた事実です。

身体的にも内面的にもケアをする必要はありました。

具体的には体を休める時間を意識的に作る。

ストレスやその原因を感じ取り、対処していく。

周囲の反応や評価

ここからは転職に対する周囲の反応について紹介していきます。

34歳。なにかと迷いの多い年代ではあります。

奥さんやお子さんがいる方もいるでしょう。

新しいことを始めるのが辛くなる時期でもあります。

実際に転職した際に周囲はどのように反応したのか。

僕の実例を上げますのでぜひ参考にしてみてください。

会社を辞めるとき

会社を辞めるときの周りの反応はよかったと感じました。

もちろん僕の主観なので、内心はどう思っていたのか本当のところはわかりませんが。

でもやめておけとか、ネガティブなことを言うことはいませんでした。

みんなどこか現状に不満を感じているものなのだと思います。

僕自身も辞めていく人たちをどこか羨ましい気持ちで見ていたこともあります。

その人達が辞めたことで幸せになったかどうかはわかりませんが。

僕のことを理解してくれているであろう人たちは、応援してくれました。

家族の反応

家族の反応も良かったと思います。

やはりパチンコ店勤めということにネガティブなイメージはあったんだろうなと改めて思いました。

働いている側としては、真面目に仕事をしているのだから、そこに良くないイメージを持たれるのは悲しいものがあります。

そういうイメージのせいで転職をして、収入が下がって生活が苦しくなったという人もいたりするので、安易に否定するのはやめてほしいですね。

働いている人はどんな仕事でも精一杯やっていますよ。

配偶者やお子さんがいる場合はどうでしょうか。

転職して結果的に収入を下げることになるのなら、当然不安はあります。

その状態で手放しで応援することは難しいはずです。

一概には言えません。

この点では多面的に捉える必要はありますが、僕の場合結果的に反応は良かったと感じます。

パチンコ店からの転職について

パチンコ店からの転職がどのように影響するのかも気になる点かと思います。

先にも少し触れましたが、パチンコ店に良いイメージを持たれていないのは事実としてあります。

だから転職すると知ったときに、周りは良い反応を示してくれました。

転職先ではどうでしょうか。

僕の転職先では前例もあったため、パチンコ店からの転職を否定的に取られることはなかったです。

そもそも前例があったから就職できたとも言えます。

周りの評価や反応に縛られる必要はない

ここまで転職した結果どうだったのかを述べてきました。

年収は下がった。でも生活リズムは整った。しかしながら労働時間は長くなった。

周りの反応は良かった、でもそれは一概には言えない。

そのような結果でした。

いずれにしてもこれら全て結果論です。

周りの評価や反応に縛られないでほしいです。

転職先でどうなるかなんて、転職してみないと分かりません。

当然ですが。

転職した結果給料が上がるかもしれません、でもその後転職後の会社が潰れるかもしれません。

給料が下がるかもしれません、でもその3年後今よりよい給料になっているかもしれません。

周りはいい反応をしてくれるかもしれませんが、結果的に労働時間が長くなって体調を崩すかもしれません。

周りからパチンコ屋なんて早く辞めろと言われて転職して、年収が激減し生活が困窮する話は何度も聞きました。

その結果パチンコ業界に戻ってくることもあります。

そうなればまた一からキャリアを積まなければならないこともあります。

何が言いたいのかというと結果がどうなるかなんて分からない。だから自分がどうしたいかで転職を決めてほしいということ。

どんな形で転職するにしてもそこは一長一短あります。

そこで苦労するのは自分です。

周りの評価や反応を縛られず、自分がどうしたいかで決めてほしいです。

まとめ

まとめです!

転職した結果どうなったのか。

年収→450万円から400万円にダウン
労働環境→労働時間は増えた。生活リズムは整った
民度が上がってまともな会話ができる人が増えた
周りの反応→概ね良かった

どんな結果になるかは分かりません。

その先でどうなるのかは誰にも予測できないから。

一つだけ言えることは、周りの意見に流されてなんとなく転職するのだけはやめておけということ。

その先で苦しむのも楽しむのも自分です。

どんな結果でも受け入れられるように、自分主体で考えてください。

そうしなくて失敗する人も大勢見てきましたので。

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