「なぜ自分はパチンコ業界を選んだのか?」
「必死になれる仕事じゃない」
「将来のことを考えると不安」
パチンコ業界に務めていると、こんなことを考えるかもしれません。
僕も約10年パチンコ店に務め、2022年に転職に成功しました。
そもそもなぜパチンコ業界に入ったのか。
同じ様な環境にいる人に、ぜひ伝えたいことがあります。
きっと共感してもらえる内容だと思いますし、勇気を与えたいと思っています。
ぜひ読んでいってください。
このブログではパチンコ店員からの転職について、様々な角度から感じたことや体験したことを書いています。もしかしたら力になれることもあるかましれません。よかったら他の記事も参考にしてみてください。
なぜパチンコ店に入社したのか
僕がパチンコ店に入社した理由は以下の3点です。
- やりたいことがなかった
- 比較的給料がよかった
- 地方(田舎)で選べる職がなかった
どうでしょう?
この3つの理由に心当たりのある方も、いるのではないでしょうか。
僕も同じです。
というか、この3つ以外の理由でパチンコ店に入社する人の方がレアだと思います。
こんな僕がなぜ転職という道を選んだのか。
そして現在、転職をしようかと悩みを抱えている方に、僕の考えをお伝えしていきます。
やりたいことがなかった
パチンコ店には、特にやりたいことがないからという理由で入社する人が多くいます。
当面の「腰掛け」として、勤めるパターンですね。
やりたいことがないから今を生きる。
未来を見ない。
必死になれない。
いつまでも夢が見つからない。
そういう悪循環になっていませんか。
僕はそういう生き方をしてきました。
やりたいことも未来のことも考えられないし、それでいいと。
でもそうやって生きてきたことを後悔しています。
だから今やりたいことがない人に伝えたいことがあります。
やりたいことがない人に伝えたいこと
まずは「目の前のことを必死にこなして」ほしいです。
なにかに必死になると、そこからできることできないことが見えてきます。
好きなことや嫌なことも分かってきます。
そして、それを通じて「自分」が見えてきます。
何が言いたいのかというと、やりたいことがないんじゃない。
そういう人は、まだ自分を知らないだけなんです。
それを見つけずして、次の腰掛けを探しても同じことの繰り返しです。
まずは今日を、今この瞬間を必死になってみてください。
人から言われてもなかなかそんな気にはなれないかもしれません。
それに、今更なにかに必死になったところでとも思いますよね。
でもいつか自分と向き合う日が来ます。
そのとき後悔しないような選択をしていてほしいです。
ぼくは自分のやりたいことが見つかったときはすでに30歳を超えていました。
後悔しました。もっと早く必死になっていればよかったと。
だからあなたにも後悔して欲しくないです。
もしかしたらあなたは、僕より年上かもしれません。
でも、いつだって自分にとって一番若い瞬間は「今このとき」です。
行動を起こすならいつだって今が最善です。
僕が伝えたかったことの一つは「今を必死に生きてほしい」ということ。
そして「自分と向き合ってほしい」ということです。
比較的給料がよかった
話を戻しましょう。なぜパチンコ店に入社したのか。その理由です。
2つ目の理由は「比較的給料が良かった」ということです。
パチンコ業界は比較的高給と言われています。
「近隣や他業界と比べたときに給料がよい」という理由でパチンコ店を選ぶ人も多いです。
ぼくもそう思ってパチンコ業界を選択しました。
これについては間違っ選択ではないと思っています。
なぜなら「なにかをしようとしたとき、多くの場合お金が必要になるから」です。
やりたいことが出来たとき、お金を理由として選択肢を諦めずにすみます。
そのための準備として給料の良いところを選ぶのはありだと考えています。
しかし、ここでも注意してほしいことがあります。
給料がよいことについて伝えたいこと
パチンコ業界の賃金は、他業種と比較して上がっていないことは認識してください。
日本の賃金が上がっていないことが、近年取りざたされていますね。
他業種では微増しているものですが、パチンコ業界は本当に上がっていません。
その証拠に他業種との時給格差がなくなってきていませんか?
世間に取り残されつつあると感じます。
また、給料がいいという理由で選んだものの、入社当時と今と比較してどれほど給料があがったでしょうか。
ここも落とし穴があります。
始めから高めの給料がもらえるものの、「伸びしろ」はあまりないことです。
今の伸び率で考えて、今後どれほど給料は上がりそうですか?
責任が重くなるくらいなら今のままでいいとも思いますよね。
今と同じように今後何年働けますか?
今を生きることはとても大事です。
でも、ずっと同じではいられません。
身体は必ず老いていきますし、時代は必ず進んでいきます。
不安を煽りたいわけではありません。
いつか来る苦しみに対して、備えておくくらいはしてみませんか。
僕はそう考えて結果的に転職という選択をしました。
その備えは転職でなくてもいいと思います。
漫然となにか受け入れることは怖いはずです。
行動している方が安心できることは間違いないです。
地方部で選べる仕事がなかった
地方に住んでいると仕事自体に選択肢が限られてきます。
仕事を選べるなんて、都会に住んでいる人間だけ。
そう思いませんか。
僕もかなりの田舎に住んでいて、そもそも職業の選択肢が多くありませんでした。
サービス業か、農家か、肉体労働か。
学もコネもない人間は、いい仕事に就けない。
それが地方の実情ですよね。
少しでもまとも給料を貰えそうなところで探すとパチンコ店くらいしかなかった。
僕がまさしくそうで、周りにもそんな人が多くいました。
地方在住の人に伝えたいこと
ここでは、地方在住で転職を考えている人に対して伝えたいことを書きます。
もし環境を変えることができるなら、今とは違うところにいくことをおすすめします。
僕自身は地方を出て、転職活動を行いました。
地方で職業の選択肢が少ない点は、やはりどうしようもないです。
転職するなら都会で。これが実情です。
でも家族がいたりして、簡単に今いる環境を変えられない人も大勢いますよね。
そういう人は転職を諦めなければならないのか。
そうでもないと僕自身は思います。
リモートワークはさらに進んでいますし、ネットで収入を得ることも可能です。
ブログやライター、プログラミングなど地方に住みながら仕事をしている人もいますよね。
ここまで聞いて
「自分にはプログラミングのスキルなんてないし」
「地方に住んでて環境を変えられないし」
「家族がいるから諦めるしかないか」
と考えた方は、とてももったいないです。
なぜなら、諦める理由を探してしまっているから。
転職を諦める理由なんて、いくらでも見つけられます。
大事なのは後悔しないこと
始めの話に戻ってきますが、やはり大事なのは後悔しないことです。
自分が選択しなかったことを今後、誰かのせいにしないと言い切れますか?
「あのとき、家族の誰かがこういったから」
「あのとき、こうしておけばよかった」
「こうしておいたらどうなったんだろう」
そんなことを考えなくて済むように、今できることを精一杯やってみてほしいです。
その上で失敗したとしても、自分が行動しなかったことに対する後悔はなくなります。
だからやっぱりやるべきことは「今あることに必死になってみる」ことなんです。
転職活動でも必要
なぜパチンコ店を選んだのかという部分は転職活動でも必要です。
やりたいことがなかったから選んだでもいいです。
その上で
「必死になってみたら、やりたいことがみつかった。」
「だから今、転職活動しています。」
こういう人なら魅力的に見えるはずです。
不安を感じているあなたへ伝えたいこと
不安に思うということは、いま頑張っている証拠です。
いま頑張っていない人は、不安とは無関係です。
頑張ってないんじゃなくて、頑張っていることに気づいていないだけですよ。
まずは自分に目を向けてみてください。
おわりに
以上、パチンコ店に入社した理由と、やりたいことがない人に伝えたいことでした。
自分語りが多くなってしまいましたが、同じような境遇にある人なら共感できることもあったと思います。
考えること、自分と向き合うことはとても大変です。
でも今後の人生を左右する、とても重要なことです。
自分の望む方に進めるように、今できること精一杯やってみませんか。
ここまで読んでもらってありがとうございました。
このブログではパチンコ店員からの転職について、様々な角度から感じたことや体験したことを書いています。
もしかしたら力になれることもあるかましれません。
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